『人生100年時代・座談会』  |<公式>人生100年を考えようLAB|野村不動産・関電不動産開発・パナソニックホームズ

人生100年を考えようLAB

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「人生100年を考える」をお題にした大喜利の後、同じテーマで座談会を行いました。 彼らが今を、未来を、人生を、どう考えているのか 。そして、人生100年時代に対応する新たなまちづくりが進む 『日吉』という街を、この地にキャンパスを持つ彼らは、どう捉えているか...。
自由(過ぎる?)な雰囲気の座談会ではあったものの、大喜利の洒落た回答とはひと味違う本音に、さまざまな発見がありました。

  •  正直、他の大学を知らないから、慶應がいいかはわからないけど、ただ、勉強はしてほしいですね。自分も勉強好きってわけではないんですけど、勉強しない人をみると、もったいないなって思うんです。学ぶことって、いろんな意欲に繋がるし、それが欠如しているせいで、いろいろもったいないことが多い。何かをするときに、これをやったら次にこれに繋がる。って考えないから、何もやらなくなってしまうみたいな…。

  •  なるほど…。めこうは?

  •  なんか、こつぶの話と関係するかもしれないんですけど…。親から「勉強しろっ!」って、言われないで育ってきたんですよね。

  •  あ、俺もそう。

  •  小さい頃からずっとサッカーをやってきたんですけど…。「サッカーやりたい!」って言ったら、「好きなことがあるならやりなさい」って自由にさせてくれたのが、すごくありがたくて…。そこで主体性が持てたから、勉強も自分でやっていかないといけない。っていう意志を持てたんですよね。だから、もし、家庭を持ったら、そういうふうに育てたいと思っています。

  •  すごい、いい話だね…。で、みんなの家は?

  •  俺、めっちゃ言われた! 「頼むから、宿題だけはしてくれ!」って(笑)

  •  うちは、小学校くらいまでは言われてましたね。

  •  私は、言われなかったかな…。

  •  俺んちは言われなかったんだよね。中学の時に印象的だったのがね。中間テストとかで160人中下から3番目の成績とったり、上から3番目の成績をとったりってことがあったんだよ。ま、悪くても良くても一応見せるじゃん。でね、うちのオヤジはさ、どっちの成績を見てもおんなじ顔色だったからね(笑)。ああ、この人本当に気にしないんだなって思ったんだよ…。

  •  うちは母親には、勉強しろって言われていた反面、父親は何も言わない人だったんですよ。でも、一度だけものすごく怒られたことがあって…。

  •  ふんふん。

  •  高校受験の時に、大学までエスカレーター式に行けるとこと高校までのとこのどっちにするか? みたいなことになったんですね。でも正直、あんまり興味がなかったんで「どっちでもいいよ!」って答えたんですよ。そしたら、それまで何も言ったことがなかった父親が怒って…。「大学は大事だから、高校から上がるにしても、受験して行くにしても、自分で考えて自分で決めろ!」って言われたんですよ。「大学に行け!」ってことじゃなくて、「行くにしても行かないにしても自分で考えて決めろ!」って、その時言われたんですよね。

  •  なるほど…。と、まあ、家によって違いはあるみたいだけど、なんで俺らは勉強してるんだろうね。好奇心かな?

  •  そうじゃないですかね。

  •  けっこうそういう人間が来てるんじゃないですかね。程度は違っても。

  •  僕は、けっこう刷り込みがありましたよ。

  •  なに? なに? 刷り込みって?

  •  学歴は、“手段”だって。「勉強しろ!」ではないけど、「した方が有利だよね!」って、刷り込まれていましたね。

  •  うちの親は、「この子は勉強できそうだな!」って思って、塾に入れてくれたらしいんです。集団行動が苦手だったみたいで、この子には勉強しかないって(笑)。それで、ずっと楽しかったんですよ。やれば点数とれたし…。でも、中高一貫校に入ったら今度は落ちこぼれ。勉強が楽しくなくなって留年との戦いの日々を続けて、結果大学は浪人。その時に改めて思ったんですよ。「俺、勉強しなければ何もねーな!」って。18年間積み上げてきたものを自分でぶちこわして、「このまま勉強しなければ何にも残らないじゃん!」って。「この一年でなんとかやんないと」って思ったんですよね。で、その後の浪人の一年間は楽しかったですよね。自分のペースで一から勉強できたんで本当に楽しくて…。だから受かったんだとも思うんですよね。

  •  自分のペースで学べるのって楽しいよね。俺は、大学で統計学やってて、そのころはすごく勉強したってわけでもないんだけど、こうやって社会に出て改めて当時の教科書とか、新たに買った本とかを読むとさ、「アレ?こんなに簡単なことだったの?」的な発見があるんだよ。当時はわからなくても、けっこう身になってるんだよね。

  •  昔の教科書とかを読んでいるとためになりますよね。それこそ小学生の時のものとかも…。

  •  今、僕は法学部なんで政治とかをふわっと学んでるんで、学問やってる感はあまりないんですけど、こういうのって、後々生きてくると思うんです。例えば、歴史とかって、旅行にいった先で世界遺産とかを見たときに、知識があれば、こうした背景でこれができ上がってるんだなと感じるじゃないですか。だから、勉強って、今は楽しくなくてもそれが積み重なって別のところで生きてくる。そんなふうに教養の積み重ねが人生を楽しくしてくれるって思うんです。

  •  嘘やろ! おまえいいこと言い過ぎ! おまえ偽物やろう!(笑)

  •  (笑)

  •  まあ、いろいろ話してきましたが、俺らが100歳になる頃には、平均寿命100年とかになってるかもしれないわけよ…。

  •  医学の発展で、肉体的な年齢も変化しているかもしれないですよね?今で言う50代くらいの感覚に70代がなっていたり。そうすると趣味とかも変わってきそうですよね?

  •  あーーーー確かに!

  •  そうすると、そういう世代をターゲットにした新しいビジネスとかも生まれるかもしれないですよね?

  •  そうね。どう、みんなピンピンしてたい?

  •  それは、そうでしょう!

  •  肉体自体の変化だけじゃなく、パワードスーツみたいなことで生活が変わるかも。パワードスーツで体力補って、長く運動が続けられるとか。あるかもしれないよね。

  •  動けないってのが、加齢において一番のネックだから、そういうの重要。

  •  ごりごりインドア派の俺たちなのに、めこうからアウトドア派の意見が出てるけど、同期のこつぶはどう?

  •  僕は動けなくなったらなったで、逆にできることが出てくるように思うんです。

  •  お、なに?なに?

  •  なんか、聞いたのが…逆に今、定年退職した70歳くらいの人がSNS使ってめっちゃ楽しんでる。って。身体が動かせなくてもコミュニケーションツールがあるわけだから…。もちろん生活に支障があるくらい身体が動かなくなるのは困るけど、身体が若い頃より動かなくなってくることで逆に、本を読んだりとか、やりたいことをじっくりできるようになる。それはそれで楽しいのかな?なんて…。

  •  老いに合わせて、楽しめることをやればいいと。

  •  こつぶの話を受けてなんですけど。人生100年になったらお金のことはどうなのかなって考えるんですよね。定年して、あとの40年を余暇に使うのはもったいないと…。それなら、今、20代、30代のITエンジニアがそれこそ缶詰めで忙しく仕事してるじゃないですか。その部分を、60代以上の人が新たに学んで、助けてもいいのかな?って。

  •  なるほど、学ぶってことと稼ぐってことの境目がなくなってくるのかもね…。

  •  さっきの大喜利の答えで、「米寿まで働きたくない!」なんて言ったんですけど…。本当は、働けるなら80代でも働きたいかな。社会とコミットしていたいですもん。

  •  20代の先輩たちの意見聞いて、ティーンズ代表はどう思う? しゃんぷーなんか、あと80年以上あるってことよ。

  •  そうですよね…。私、フラ(ダンス)とか習ってるんですけど、先生は普通に70代ですよ。

  •  えーーーーー! そうなんだ!(驚)

  •  そうなんですよ。だから、本当に100年生きられるなら、60代になって仕事やめたらすぐにジムに通おうかなって。60代からボディービルみたいな(笑)

  •  ま、ボディービルダーやフラの先生もそうだけど、語学の先生なんか、結構歳とっても普通にやれそうだよね。

  •  あ、そう言えば、うちの親戚に60代の人がいるんですけど、語学留学に行くって言ってました。

  •  ヘーーーー! 60代で?

  •  退職した後に、語学留学?

  •  そう。英語もできない人なんですけど、いきなり申し込んだって言ってました。オーストラリアかな?に、行くらしいです。

  •  なかなかのチャレンジャーだな。今の60代がそれなら、俺たちがそのくらいになる頃には、そんなことが普通になるのかもね。人生100年時代って聞くと、長っ!とか思ってたけど、ちょっとは希望がもてそうな…。時間的にもいい感じになって来たんで、終わりにしましょうかね。

  •  お後がよろしいようで…。ですか?(笑)

  •  ですね。みなさん、今日はありがとうございました。

  •  ありがとうございました!

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