東京綜合写真専門学校 いつからでも学びを始めたい「人生100年時代」|<公式>人生100年を考えようLAB|野村不動産・関電不動産開発

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「ヒヨシ」という
響きが持つ存在感

篠山紀信氏、操上和美氏など数々の著名な写真家を輩出し、写真界で「ヒヨシ(日吉)」といえばこの学校を指すという東京綜合写真専門学校。開学5年目に都内から日吉に移転し、半世紀以上にわたり、街とともに歩んできました。

学内ギャラリーの写真を見に、地域の方がふらりと立ち寄ったり、学園祭で餅つきをしていると近所のマンションのお子さんたちが集まってきたり。小さな学校ですが、アジア圏から学びに来ている学生も多く、自然と文化交流になっているようです

と、同校の出身者でもある伊奈さん。

デジタルカメラが主流の時代ですが、学外の人にもフィルムによる銀塩写真の魅力に触れてほしいと、夏休みに親子で現像や焼付けまでできる子ども向けの一日暗室体験イベントを開催したり、神奈川県内の高校の写真部の生徒を対象にした講座なども行なっているそうです。

今の子どもたちは、生まれたときからデジタルの世代なので、暗室で印画紙に像が浮かび上がってくる瞬間がとても新鮮なようです。光の三原色や補色の関係などもフィルムのほうがわかりやすい。機会があれば体験してみてほしいですね

社会人になってからの学び直しや、定年後に好きなことを究めるなど、リカレント教育への関心が高まっている人生100年時代。若者だけではなく、多世代に門戸を開いている日吉エリアの東京綜合写真専門学校を訪ねて、校長の伊奈英次さんにお話を伺いました。
  • 写真文化を担う人材を育成して60年
  • 学生との距離の近さも校風、と語る伊奈さん
  • 移転当時の校舎などが展示された通路

好きな写真を学ぶことで、
充実した後半生に

  • 授業では知識や表現力、技術など幅広く
  • 講師の話に耳を傾ける学生たち
  • 今では目にすることの少ない貴重な暗室設備

学生の中には、大学卒業後や社会人になってから入学した人や、定年退職後に若者たちと机を並べて学ぶ人も。

人生100年なら、若いときにやりたくてもできなかったことに取り組める時間が十分にあります。80代で研究科の学生になった方もいましたが、後半生を好きなように送られていて、とても充実している様子でした

そうおっしゃる伊奈さんも、学校経営や写真家としての活動の傍ら、「今ごろになって何かを学びたくなり、数学を1から始めたら面白くて」と、大人になって学び直す楽しさに目覚めたそうです。

校舎があるのは、「プラウドシティ日吉」が建つ箕輪町。新しい街ができることで便利になり、住民も増えて交流がひろがるのでは、と期待していると言います。

同じ地域にある専門学校として、写真の講座や学生の作品展など、いろいろな形で関わりが持てるといいですね。写真は料理に似ているところがあって、チーズや干物のように、光を加工したり、記憶を保存する技術です。暗室作業もどこか台所仕事に近い。そうイメージすることで、学外のみなさんにも親しみを感じていただけるのではないでしょうか

100LAB note

  • ・街の講座や学校など、さまざまなところに大人の学びの機会がある。
  • ・これまで培われてきた技術やシステムに目を向けたり、体験したりすることで、新しい発見や学びにつながる。

写真家として長年活動され、最近も作品集を出された校長の伊奈英次さん。学生の個性を育てるだけでなく、オープンスペースで一緒に昼食を食べるなど、コミュニケーション力を養うことも大切にされているそうです。

写真を通して、人も育てる 東京綜合写真専門学校

1958年に開学し、木村伊兵衛写真賞、土門拳賞などの受賞者を多数輩出している写真専門学校。事務室に声をかければ、学内ギャラリーに展示された作品の鑑賞も可能とのこと。1階には2018年にテナントとして企業主導型保育施設も開園。

Address:
港北区箕輪町 2-2-32
TEL:
045-561-8872
http://tcp.ac.jp