「人生100年時代」の日常を面白く変える NPO法人ハマのトウダイ共同代表 岡部祥司さん|<公式>人生100年を考えようLAB|野村不動産・関電不動産開発

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プラウドシティ日吉の「吉日楽校(きちじつがっこう)」にオープン前から関わり、青空教室などを手がけるNPO法人ハマのトウダイ。街なかのパブリックスペースを自由な発想で活用し、地域に新しいつながりを生み出している共同代表の岡部祥司さんに、これまでの活動や企画中のプログラムなどについて伺いました。

もっと自由に子どもと遊びたい。
そう思ったのが
パークキャラバンのはじまり

もっと自由に子どもと遊びたい。そう思ったのがパークキャラバンのはじまり

公園に1泊して防災を学べるキャンプをしたり、みんなのリビングのように使って親子で楽しめるワークショップをしたり、青空の下で会議や仕事をするアウトドアオフィスを企画したりと、「妄想したら即実行」を合言葉に、公共空間にいろんなアイデアを持ち込んで実現しています。

もとは6年ぐらい前に子どもが生まれ、公園で遊ぼうと思ったら禁止事項が多いことが気になりました。公園は都市の中でもいい場所にあるし、何もないという価値がある。海外の事例を見ても、もっと自由に使えたら、できることがたくさんあるんじゃないかと。
そこで、これまでの経験やネットワークを生かし、行政と協議して始めたのが、パークキャラバンという街区公園活用プロジェクトです。
アウトドアメーカーのスノーピークの協力も得て、保土ヶ谷駅前公園で1回目の防災キャンプを開催したのを機に、地元の企業や大学、団体を巻き込んで、市内各地の公園で日常を変えるさまざまなプログラムに取り組んでいます。

お祭りなどの地域行事を続けている方々には熱量があるので、協力いただきながら、僕らはアウトプットを工夫していく。これまで地域のイベントにあまり関心がなかった人にも来てもらえるようになり、交流がひろがることで、コミュニティの再生にもつながっています。
大きな公園などの大きいイベントではなく、小さいアクションを積み重ねながら、街の身近なスペースを盛り上げていくことが大事だと思っています。

岡部祥司岡部祥司

森と原っぱがある「吉日楽校」
ならではの楽しいアイデアを

森と原っぱがある「吉日楽校」ならではの楽しいアイデアを

「吉日楽校」では、パークキャラバンでも一緒に活動しているオンデザインパートナーズと連携しながら、楽しい青空教室を行なっていきます。

お父さんのサバイバル力を養成する講座とか、アウトドアランチの料理教室、子どもが自分で遊び道具をつくるワークショップなど、森と原っぱがあるこの場所ならではのプログラムを考えています。
夜は焚き火バーもいいですし、朝昼晩と時間帯によっていろんなシーンを楽しめるようにしたいですね。

近くの学生たちとコラボして、彼らの研究や作品などのお披露目をしたり、地域の方々の「こういうことをやってみたい」という提案も取り入れながら、今までなかったような新しい試みもしていきます。

人生100年時代は、ライフやワークの境目がない、型にはまらない生き方をする人が増えていくのではないでしょうか。
僕自身の目標も、遊んでいるのか働いているのかわからない状態をずっと続けることで、やりたいことで人とつながりながら、世の中を面白くしていきたいと思っています。

岡部祥司岡部祥司
100LAB note
  • ・発信のしかたを工夫することで、
    地域に関心がなかった人も参加してみたくなるようなイベントに。
  • ・小さいアクションを積み重ねて、身近なスペースを
    盛り上げていくことがコミュニティづくりにつながる。
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岡部祥司(おかべ・しょうじ))

岡部祥司(おかべ・しょうじ)
NPO法人ハマのトウダイ 共同代表

1974年神戸市生まれ。大学卒業後、1997年株式会社竹中工務店入社。横浜を拠点に活動後、2011年に株式会社アップテラスを設立。2004年に地域への関わりを深めるため、一般社団法人横浜青年会議所に入会し、2012年に理事長職を経験。NPO、行政、地元企業との関係が高まり、2014年にNPO法人ハマのトウダイを設立。アウトドアオフィス・パークキャラバン等の活動が評価され、2016年グッドデザイン賞を受賞。現在、株式会社スノーピークビジネスソリューションズのエヴァンジェリストも務める。